捻挫をした、あんまり痛くないけど・・・
これはほっておいていいの?病院へ診せるべき?
ネットには治し方、処置の仕方は書いてあるけどこれだけでいいの?
など、捻挫で病院に行くべきか
また、何科に行くべきか分からないという方の為に
今回は捻挫をしたら何処へ行けばいいのかについてお話致します。
捻挫をしたら
先ずは応急処置をしましょう。
病院へ連れて行くにも移動が大変ですので、ある程度の応急処置が必要となります。
応急処置と言えばRICE(R:Rest(安静)I:Icing(冷やす)C;Compression(圧迫)E:Elevation(患肢を高く保つ))が有名ですがRICEとは具体的に何をすればいいのでしょうか?
RICE(ライス)とは
RICEは応急処置の代表的な内容で様々なHPや本などでも説明されています。
ですのでここではRICEってこんな感じですと言う具体的な説明をしたいと思います。
R:Rest(安静)
これは休むとか動かないなどの意味が強いのですがそれだけでなく、「使わない」も含まれています。
松葉づえや車いすなどで移動し歩かない使わないを心掛けたり、足をむやみに回したり引っ張ったりなど「触らない」事もこの安静に含まれています。
I:Icing(冷やす)
湿布や冷却スプレーなどを使って冷やすイメージだと思います。
ですが、捻挫初期であればそれだけでは不十分です。できれば、氷嚢や保冷剤などで患部が触ると感覚が鈍くなっているくらいは冷やして欲しいです。
氷嚢ではなくビニール袋などに氷を入れて冷やす場合は、一般的な冷凍庫の氷の場合0℃以下にまで冷えてしまうのでビニール袋の中に水を一緒に入れて下さい(低温火傷するため)。
製氷機の氷は0℃以下にならないためそのまま水を入れず使って下さい。
C;Compression(圧迫)
圧迫とは押さえつけるという意味ではありますが、ここでは固定を意味します。
サポーターや包帯などで腫れが大きくならないように締め上げる事を圧迫と言います。
締め上げる力加減は指先が冷たくならない、痺れない、痛くならない程度で、本当に巻くくらいで大丈夫です。
E:Elevation(患肢を高く保つ)
足を上にあげる事です。できれば心臓より上に上げろと言いますので寝転がりながら少し足を上げるのがベストです。
注意として足を上げる際に固定していないと痛い時があるのでしっかり固定してから上げましょう。
足首の捻挫の治療
捻挫や打撲などは外科でも診てくれますが、専門医は?と言えば整形外科になります。
しかし、足首の捻挫をして整形に行ったら、レントゲンだけで何もしてもらえなかった。
または、湿布を処方されただけで放置だったと言う方も多いと思います。
足首の捻挫や打撲など軟部組織(筋肉や靭帯など)の損傷は整形外科の治療分野ではなくスルーされてしまう事が多いのです。
ですので、捻挫や打撲をしてリハビリや治療を求めるなら接骨院へ通院する事をオススメします。
また、レントゲンを撮りたい方や診断書が欲しい方は整形外科をオススメします。
接骨院でもエコーや施術証明書など代わりになるものは存在するのでまず接骨院へ行ってから紹介状を書いてもらい整形外科へ受診するのも良いでしょう。