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膝の裏が痛くて腫れている?これってなんの痛み?

  • 2021年08月30日

膝には、膝の靭帯だけでなく大腿部からの筋肉と下腿部からの筋肉などいろいろな筋肉や靭帯が組み合わさって出来ているので現れる痛みにも様々な原因があります。

今回は膝の裏側の痛みの中のほんの一部についてお話しようと思います。

 

膝の裏側に痛みがあり腫れている場合について

可能性としては3つあります。

 

①膝裏の筋の肉離れや捻挫の可能性

 痛い部位に腫れと熱感があり動かすと腫れがある部位に痛みがある場合。

後十字靭帯の捻挫の可能性

膝を強打した又はタックルを受けたなど外傷の覚えがあり、膝全体に水が溜まっている場合。

③ベーカー嚢腫(のうしゅ)の可能性

膝の裏側がポコッと腫れていて正座すると何かが挟まった様な違和感や膝を伸ばしたりした時に痛みがある場合。

 

今回は、この中でも皆さんの耳なじみのないであろうベーカー嚢腫についてお話しましょう。

 

(https://www.pinterest.com/pin/387450374162889978/より引用)

(http://www.sapporo-sports-clinic.jp/disease/216/より引用)

ベーカー嚢腫は、膝の関節包内の滑液が増えて関節腔に袋状に飛び出してしまい膝に膨満感や動作時痛などが現れます。

ベーカー嚢腫になる原因としては次のものがあります。

①リウマチの可能性

②変形性膝関節症の可能性

③膝の使い過ぎによる可能性

上記の原因により膝に過度な負担がかかり症状が現れます。

 

治療法

注射器などで抜いたりするのが一般的ですが、マッサージや電気治療でも治すことが可能です。

まずはお近くの接骨院や整形外科にお尋ねください。

 

次回②後十字靭帯の可能性