寝違えと言えば案外1日ぐらいで治る、そんなイメージありませんか?
中々治らない寝違えは、実は肉離れや捻挫の場合もあるのです。
寝違えで来院された患者様に「首の筋が肉離れしていますよ」と伝えると、「首でも肉離れするんですか?」と聞かれる場合があります。
実際細かく正確に分類する(注釈あり)と、捻挫と肉離れは違うのですが・・・
※筋肉が傷ついたものが肉離れ(筋挫傷) 靭帯いわゆる腱などが傷ついたものを捻挫と言います。
傷めた場所の違いで大きく見れば、ほぼ同じなのです。
ですから、ケガの程度によっては『捻挫=肉離れ=寝違え=ギックリ腰』と言う場合もあります。
筋肉あるところ捻挫肉離れ有り!だと思ってもらっても構いません。
ですので、中々治らない寝違えは筋肉が肉離れしている場合がある訳です。
そうなったら治療しなければ、肩こりが残ったり、頭痛に発展したりと慢性的な症状が残ってしまいます。
こうなってしまっては治りが著しく悪くなっているし、接骨院などに通う場合は保険適応外(注釈あり)になってしまいます。
※接骨院で健康保険を使用する場合、ケガをしてから3週間以内で慢性的なお怪我(肩こり、神経痛)でない事が条件。
寝違えをして2~3日痛みが変わらない又は、腫れがある、熱がある場合は捻挫や肉離れの可能性が高いですので診察することをお勧めします。