当院に来院された患者様で多い症例の一つに寝違えがあります。
寝違えは朝起きたらなっていたと言うパターンが多いですが、1日2日で勝手に治るイメージがあるようです。
そんなに甘くないぞ!っというお話をしたいと思います。
朝起きたら首が激痛で回らないと言う患者様が当院へ来院されました。
お話を聞いてみると起きた時にはすでに痛くて頚は動かず、前日に特別動いたり傷めたりした事はないとの事でした。
患部を見てみると腫れがあり、触ると熱感がありました。座っているだけでも首が痛くて頚を傾げている状態でした。
寝違えでは間違いありませんが症状は酷く、頚部の筋肉が肉離れを起こしている状態でした。
全治2週間と判断して当院にて冷罨法とカーラー固定を行い、アキュスコープ治療器により炎症を抑え、筋膜リリース療法にて動作時痛に対する施術を行い経過観察をしました。
この患者様の場合は週5回ペースで通っていただけたので1週間ほどで痛みが軽減し日常生活で困らないほどになりました。
再発防止の為もう1~2週間ほどマッサージにて経過観察を行い完治と致しました。
もし、治療を行わずにおいたら少なくとも3週間は痛みが続いたと思います。
また、今回の方の場合は痛めたその日に来院していただきましたが、痛めた日から来院日が遅れるほど治療期間も長くなります。
たかが寝違えと甘く見ず痛みが出たらなるべく早く来院していただく事をお勧めいたします。